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iotが活躍している新たな分野とは?

iot(Internet Of Things)と呼ばれる通信技術を活用して新たな事業分野を開拓しようという企業が非常に多くなっています。その背景にはiotの汎用性が挙げられるでしょう。では、iotがこれまでにないどんな新たな分野で活用されているのかチェックしてみましょう。

1つ目は「農業」です。例えば、ビニールハウスの湿度や温度を管理するためにiotの技術が活用されています。これまでは、担当者が定期的に目視で温度計や湿度計を管理して、必要であればスプリンクラーを稼働させるなどかなりの手間がかかりました。この作業をセンサーおよびスプリンクラーなどの機器と連携させたiotが行うことで、作業効率を大幅に上げることができています。また、牛舎や豚舎などのセンサーと連携させて、動物が異常な動きをしたり、普通ではない鳴き声を上げたりしたときにはすぐに特定のデバイスへ通知するというシステムも運用されており、好評を博しています。iotにはAIによる学習機能が備わっているので、作業効率が日々改善されていくというのも強みです。

2つ目の分野は「家庭」です。特に、子どもたちの安全管理に関してiotの技術が生かされています。例えば、子どもたちが利用する交通系ICカードとインターネットのセキュリティーシステムを連携させることで、親は子どもたちがどのタイミングでどの駅あるいはバス停を通ったのかを確認することができるようになっています。また、WEB対応カメラと連携させてお留守番をしている子どもたちの様子を観察したり、室温センサーと連動させてエアコンの温度調整をしたりといったことも可能です。iotの導入にはNTTのフレッツ回線とプロバイダocnの固定ipを申し込みすることで手軽に利用できます。

最近では、この見守りシステムを室内犬などのペット用として制作しているメーカーも登場しています。シンプルな見守りだけではなく、給餌システムとの連携による体調管理機能を備えたiotデバイスも注目を集めており、AIを搭載したiotシステムのさらなる市場拡大が見込まれています。