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格安SIMで安くモバイル端末が使える!でもデメリットはないの?

格安SIMは、名前が示している通り、モバイル端末を使った通話やデータ通信を格安で利用できるという大きなメリットがあります。一方で、格安SIMへの切り替えを決める前に理解しておくべきウィークポイント、つまりデメリットもあるのです。では、3つの注意点をご紹介しましょう。

1つ目の注意点は「ショップが非常に少ないこと」です。SIMそのものは大手家電量販店などで簡単に購入できる一方、製品サポートや相談などを行うことができる実店舗はとても少ないのが現状です。そのため、トラブルが発生した時には電話もしくはメールを通して相談しなければなりません。プランの変更や解約手続きなども専用ダイヤルで行うのが普通です。とはいえ、月末などになると電話回線は非常に混雑してつながりにくくなります。大手携帯キャリアであればショップへ行って対面で相談できるということを考えると、格安SIMのカスタマーサポートはやや劣るといわざるを得ないでしょう。

「メールアドレスが使えなくなる」という点も格安SIMを購入する前に覚えておくべきポイントです。大手携帯キャリアから格安SIMへ乗り換えをする場合、電話番号そのものは同じものを引き継ぐことができます。一方、携帯キャリアのメールアドレスは使用不可となってしまうため、自分でフリーメールアドレスを取得しなければなりません。携帯のメールアドレスと紐づいているアカウントがある場合、それらの再設定も必要となります。こうした手間は格安SIM入手に伴うデメリットといえるでしょう。複数の固定ipアドレスが必要な場合はocnの法人向けip8プランをおすすめします。

3つ目は「初期導入設定は各自が行う」という点です。大手キャリアであれば、ショップで購入をする際に必要な設定はすべて実施してくれるでしょう。基本的には連絡先データの移行まで無料サポートの一環として行ってくれるはずです。一方、格安SIMでは、こうした設定はマニュアルにそって購入者各自が行います。あまりマニュアルを読むことに慣れていないにとってはやや面倒な作業となるでしょう。